![USA[うさ]の書庫](https://tpkroom.net/wp/wp-content/uploads/2022/04/7c8e6c7b47732c1265178ed0b0cc0f3a-e1649002054540.png)
回復促進サプリの定番 BCAA EAA
兄貴、トレーニーにとって回復促進のサプリメントといったら、基本中の基本は、BCAAかEAAになりますよね。
この2つは、筋肉の成長につながりやすいだけでなく、疲労感の軽減にも役立ちます。
血中アミノ酸濃度が高まっていると、それ自体が運動エネルギーになるし、加えて筋分解を軽減するからな。
疲労感も減るってことだ。
とにかくトレーニーでこれらを摂っていない奴は、今すぐ購入して、次回トレーニングからのイントラワークアウトとすること！
「エネルギー供給＝疲労感軽減」の観点から『クレアチン』もおすすめ
疲労回復という観点からもクレアチンは有効です。
クレアチンレベル（体内クレアチン貯蔵量）の減少が疲労感につながります。
クレアチンレベルが通常レベル以上の状態だと、激しいトレにより多くのエネルギーを使えますし、クレアチンレベルの減少も少ないということになります。
つまりクレアチンレベルがすばやく回復されるということだ。
それイコール、トレーニング後の回復力が高くなるということなんだよ。
クレアチンのおススメは以下の通りだ。
産官学連携プロジェクトで発見された『イミダペプチド』
ちょっと耳にしないものも紹介しましょうか。「イミダペプチド」って聞いたことありますか？
疲労のメカニズム解明と対策の発見を目指して立ち上げられた産官学連携の抗疲労プロジェクトにおける研究により発見された成分です。
イミダペプチドってのは「渡り鳥が長距離を飛び続けるメカニズム」「カツオやマグロの回遊魚が24時間泳ぎ続けるメカニズム」等々の研究から判明した抗疲労物質だ。
体内でβアラニンとヒスチジンというアミノ酸に分解されるんだ。
科学的根拠もしっかりあるサプリだから、選択肢に加えていいと思うぞ。
疲労回復サプリはやっぱり『ビタミン類』
あと忘れてはいけないのはビタミン類ですよね。特に疲労回復って言ったらビタミンBですね。
ビタミンはエネルギーを生み出すクエン酸回路（TCA回路）の潤滑油のような存在だ。疲労ってのはエネルギー不足で感じるものなのだから、ビタミンは疲労軽減のためにはとても大事なんだ。
ビタミンって言っても色々あるけど、マルチビタミンで全体的に摂取するのが間違いないし簡単ですね。
トレーニー用のマルチビタミンって言ったら「アニマルパック」と「オプチメン」だと思います。かなりがっつり栄養取れますよ。
『クエン酸』は疲労回復に効果あるの？
さっきクエン酸回路って言葉が出てきたし、最後に『クエン酸』をあげとこう。
兄貴、なんか昔テレビで「クエン酸が疲労回復に効くってのは嘘だ」ってやっていたらしいですよ。
「世界一受けたい授業」って番組で「乳酸は疲労物質ではなかった。だから乳酸を分解するクエン酸が疲労回復に効くってのも嘘だった」という論調だったようです。
乳酸は疲労物質ではないということはその通り。
しかし、乳酸が作られる過程で生じる水素イオンによって、筋肉のpHバランスが酸性に傾くことが疲労の一因なんだ。なので乳酸を除去することでpHバランスを整えるという意味では、乳酸を分解するクエン酸は疲労回復に役立つという言い方は間違ってないと思うぞ。
それに加えて、クエン酸は糖をグリコーゲンに変換するのを促進する働きがあるんだ。グリコーゲンは筋肉や肝臓に貯蓄されるエネルギーのことで、それが分解されて枯渇すれば当然疲労感が出る。それの合成を促進するわけだからつまり疲労回復に効果があるってことだ。ダメ押しで、クエン酸はグリコーゲンの分解も抑制するのでダブルでグリコーゲン貯蓄に貢献するわけだ。
トレーニング後に摂ることをおすすめするぞ。